2019.03.11ブログ
総社の有名な観光地『鬼ノ城』

皆様、こんにちは!!!

今回は、総社市でも数ある観光地の中でも有名な『鬼ノ城』(きのじょう)についてです。

総社の有名な観光地『鬼ノ城』の投稿画像02

鬼ノ城(きのじょう)は、岡山県総社市の標高約400mとなる鬼城山(きのじょうさん)にある古い時代の山城で、【国指定史跡・日本100名城】にも選ばれています。

高さ6mにも及ぶ土塁や石塁が鬼城山の山頂付近に約2.8kmに渡って築かれています。

西暦663年、飛鳥時代のとき白村江の戦い(はくそんこう)にて百済復活のため援軍を出した大和朝廷との連合軍は敗北し、唐・新羅(しらぎ)の連合軍が日本に侵攻してくることが想定されました。
そのため大和朝廷は倭(日本)の防衛のため、西日本各地に大きな城を造営したそのうちの一つが鬼ノ城(鬼城山城)だとされています。

鬼ノ城(きのじょう)は、古代の正規の歴史書には登場しませんが、後世の文献である鬼ノ城縁起などにでてきます。それによると「異国の鬼神が吉備国にやって来た。彼は百済の王子で名を温羅(うら)という。彼はやがて備中国の新山(にいやま)に居城を構え、しばしば西国から都へ送る物資を奪ったり、婦女子を掠奪したので、人々は恐れおののいて「鬼ノ城」と呼び、都へ行ってその暴状を訴えた・・・」。

これが、一般に温羅伝承と呼ばれる説話で、地名もこれに由来していると言われています。
大変珍しい神籠石式山城(こうごいししきやましろ)の古代山城ですが、日本書紀(にほんしょき)などには登場しないことから、築城時期などは不明で、多くの謎に包まれている城跡となっています。

歴史的にも謎が多いのも魅力的ではありますが、山から見る景色もとても魅力的です。
いろんな顔を見せてくれますので一部だけ載せてますのでご覧ください。

注意する事は自動販売機や売店は一切ありませんので、飲み物は持参した方がよろしいかと思います。
総社駅からは、タクシーで約20分くらいですので気軽にお電話お待ちしております。

総社の有名な観光地『鬼ノ城』の投稿画像03 総社の有名な観光地『鬼ノ城』の投稿画像04 総社の有名な観光地『鬼ノ城』の投稿画像05 総社の有名な観光地『鬼ノ城』の投稿画像06